人気ブログランキング | 話題のタグを見る

さて、どうしたものか?

写真なしで文章だけのエントリにしようと思ったけれど、味気ないので1枚載せておく。本文の内容に合った写真を選んだ。

2020年2月21日。新宿韓国料理店街。LEICA X1 ISO100 F5 1/320 JPEG  2010年2月に発売されたカメラ もう10年使っている。

さて、どうしたものか?_e0385941_11140763.jpg

今朝は8時起床。紅茶を飲んでから読書を始めた。私にとって「伝記物」は「娯楽本」と言っても良い。ほとんど漫画を読むのに近いようなものである(私は中学生以後漫画を読んだことはないが)。そんなわけで、目の不調がなければ400ページ強の文庫本など一気に読み切ってしまうであろう。しかし、今朝は30分と続けられなかった。疲れる前に目の前に「幕」が掛かったような感じになって不快で読む気になれないのである。

やることが無いので朝から「K-Pop」を聞いていた。Youtubeで聞いているのだが、初めて耳にした女性歌手の声がとても素敵で彼女の歌を何曲か続けて聴いている。Wikipediaで調べてみたところ1991年生まれの29歳と分かった。見ている動画は数年前のものなので20台半ばぐらいのころのものだろう。女性がいちばん素敵な頃だ(笑)。凄い美人という訳ではないのだが好みの顔立ちである。写す角度によって雰囲気がかなり変わる女性で、ベストアングルから撮った絵はとても美人。そんなわけで、CX240に映し出される画像を眺めながらしばらく音楽を聴いていたが飽きた。音楽を聴くことに飽きたわけではない。ブログを書いているときなどはだいたいBGMにK-Popを流している。しかし、モニタをオフにして音だけを流している。日中はなにもせずに「音楽」だけを聞くと言うことはほとんどしないのである。

暇なのでブログを更新することにした。昨日外付けハードディスクの中で見つけた2005年にEOS 10Dで撮った写真の数枚をモノクロにしておいたのでそれを「古い写真」(14)(15)に貼って10時と11時付けで予約投稿した。カラーのままでも構わないのだけれど、モノクロにした方が良い雰囲気になると思ったのでそうした。文章を書かなかったので10分も掛からず更新作業は終わってしまった。いや、5分ぐらいで終わったかな。暇なので、残りの写真で(16)(17)をアップしようかと思ったが、気乗りしないので辞めた。

さて、このあと何をして過ごそう。とりあえずウォーキングをしてきたとしても潰せるのは1時間である。新宿にでも行ってみようか? 昨晩"ポッサム”を作って食べた。とても美味しかった。なまじの韓国料理店で食べるより美味しい。それはそうだ。肉の柔らかさやヤンニョムの味付けなど自分の好みに合わせて作るのだから。私は、毎日韓国料理を食べても飽きないぐらい韓国料理好きである。で、韓国料理を食べると後を引く。昼食用のおかずぐらいは10分ほどで作ってしまえるけれど、自分で作ったものを食べるのは面白くない。たとえ自分が作ったものよりワンランク落ちる味であっても、他人が作って出してくれた料理を食べる「快感」というものがある。それに、新宿まで出掛けていくというのはいまの私には「ミニトリップ」と言っても良い「イベント」なのである。「新宿」より先に出ていく気にはなれない。「新大久保韓国料理店街」は「異国」なので足を運ぶことが出来るのである。「日本国内」には行きたくない(笑)。

で、新宿までランチを食べに行こうと思ったのだが、ここで「問題」にぶつかった。カメラを持っていくかどうかである。「明日からはしばらくカメラを持たずに歩くことにした」を投稿した3月3日以来昨日までちょうど1週間、1度もカメラを持って歩かなかった。その間一度家の中でシクラメンをちょこっと撮ったが、家の外では1枚も写真を撮っていない。これはとても良いことである。このまま、いましばらく写真を撮らない生活を続けたいと思う。しかし、ランチを食べた後は「小一時間」歩くことにしているので手ぶらだと退屈である。よし、「今日は久しぶりにカメラを持って歩こう」と思ったのだが、次の瞬間そこで撮った「つまらない写真」が脳裏に浮かんだ。2月に3台のカメラで撮った「韓国料理店街」の写真と同じようなつまらない写真をまた撮るのかと思ったら馬鹿馬鹿しくなった。

撮っている時には楽しいのだからそれで良いとも思う。いままでずっとそう思って撮ってきた。しかし、最近になってついにそういう写真の撮り方が馬鹿馬鹿しいと感じられるようになってきた。2月に安達ロベルトさんと森谷修さんの展示を見たことが私の気持ちを「変えた」のである。ついこの間見た森谷修さんのモノクロゼラチンシルバープリントはとても美しかった。「美しすぎる」と言って良いほど美しかった。安達さんのモノクロプリントは森谷さんのプリントとはトーンが違う。もっと控えめの美しさである。タイプは異なるが二人のプリントには共通点がある。モノクロプリントとして「完璧」と言って良いレベルであると言うことである。一月の間にそういうプリントを2度も見てしまうと、レベルの低いモノクロ写真を撮ることに馬鹿馬鹿しさを感じるようになる。では、真剣に撮れば良いじゃないかと思われるかもしれないが、それはできない。「撮りたい」と思う対象以外を「真剣」に撮る気にはなれない。そして、「デジタル」で「モノクロ」を真剣に撮ることに価値を感じない。

15EVものダイナミックレンジを持つカメラで撮ったモノクロ写真を、RAW現像で入念に手を入れれば美しいモノクロ写真になるに決まっている。どういう「光」が美しいモノクロ写真を生み出すかについては知っている。森谷さんの写真を見ても、安達さんの写真を見ても「どういう光」で撮ったのか分かる。彼らが「作品」を撮っている「光」と「同じ光」を見つけることは容易い。太陽は一つしかない。晴れた日に地上に降り注ぐ太陽の光に見つけるのが難しいようなバリエーションなどない。彼らは、決して見つけることが困難な光で撮っている訳ではないのである。ただ、「9EV」ほどのラチチュードのネガフィルムで撮影し、「5.5EV」のダイナミックレンジしか持たない「印画紙」の中で最大限被写体を美しく見せるということになるとハードルは上がる。そこに「ハードル」があるからチャレンジする楽しさがあるのである。

まだ11時だ。天気も良い。気温は17℃と暖かい。こんな日に1日に家の中に籠もっているのは馬鹿なことだ。まだあまり花は咲いていないものの、春が来たという感じが漂い始めている。半月前に比べたら「街歩き」が心地よい季節になった。たまにはカメラを持たずに出かけても良いが、新宿は手ブラで歩いて楽しい街ではない。で、馬鹿馬鹿しい写真を撮る気になる「奥の手」を思い着いた。最近使っていないカメラを持っていけば良いのだ(笑)。私は一人で出掛ける際に「一眼レフカメラ」を持ち歩くことはまずない。だから、EOS 5Dでスナップをしたことはほとんどない。初代Dで撮ってもMarkⅢで撮っても楽しいだろう。以前は都内に出るときに必ず持ち歩いた「LEICA X1」もしばらく使っていない。そして、「最終兵器」が残っている(爆)。EPSON R-D1sである。先日、3本のバッテリーを充電しておいた。

でも、写真を撮りたいとあまり感じていない。むしろ、しばらく撮らないでいたい。しかし、どこかに出掛けたい。


by LUZeSOMBRA | 2021-03-10 12:00 | 閑話

モノクロ写真のアルバム

by LUZeSOMBRA
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31