2021年 04月 06日
カラー写真における「光」の美しさ
2018年10月28日。16:00。由比ヶ浜。FUJIFILM X-T2 + FUJINO XF 56mmm F1.2 R ISO200 F2.5 1/420 AWB JPEG
この写真も撮影した直後に『一人の読者との対話』に掲載した。この写真は勝手に撮影したものでは無く、彼女たちから「後ろ姿の写真も撮って下さい」と頼まれて撮影したカットである。撮影当時、他のカットも沢山掲載したのでご記憶にある方もいることと思う。
今日もまた「古い写真」を掲載しているが、最近写真を撮ることはあまり楽しくない代わりに、「古い写真」を見るのが楽しいのである。そして、今日「古い写真」を続けて掲載したわけは、ここ数日に大量に掲載した「桜の写真」の印象を「中和」したいからである。どういう事かというと、自分ではここ最近撮った写真がつまらないのである。そのイメージをぬぐい去りたくて朝夕の光で撮った写真を掲載したわけである。
この写真は「日没52分前」の撮影である。太陽は西の空に傾き、オレンジ色になり始めた頃である。このくらいの時間から日没直後ぐらいに掛けての「光」で写真を撮ることがとても好きなのである。この時に撮ったこの「新三人娘」の写真は頭の中に残っているのだけれど、いま振り返るとなかなか素敵に撮れていると思う。外付けHDDのどこかにレタッチした写真がまとめて残っているのでそっくり「再掲載」してみたい気がする。ただし、もしそれをするとしたら、再レタッチで微調整するだろう。2年半前といまでは写真に対する「解釈」がかなり変わったからである。もしかしたら、2年半前に比べて私の眼は「明るさ」を感じる能力がものすごく衰えてしまったのではないかと疑念を抱くほど、当時レタッチした写真を見ると「明度」が足りないように感じるのである。本当は、当時のレタッチが「正解」で、いまの私の「眼」がおかしいのかもしれない。
どちらであるにしろ、「写真は光次第」だとつくづく思う。そして、「斜光」となった「西日」は魅力的だと思う。モノクロ写真は「光と影」だけで表現する写真なので「光」に拘る人が沢山いるが、私はカラー写真だとモノクロ以上に「光」の美しさを表現することが出来ると思う。モノクロの場合と違って、撮影する時間帯によって「光の色」が異なるからである。
いまはこんな写真を撮る気力は無い。よくこんな写真を撮ったと感心している(笑)。2年半前は私も「若かった」のだ(爆)。
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